根津美術館 禅僧の交流

◎2018年9月14日金曜
 
 企画展「禅僧の交流~墨蹟と水墨画を楽しむ」を見学。中国(南宋)から渡来した禅宗は、武家政権の安定的な運営に必要不可欠な知識階級を補完。武家政権と禅宗(臨済宗)は相互支援的な関係を構築し、武家政権の手厚い庇護の下、禅宗は豊かな経済力を享受。豊かな経済力を背景に、中国からの高僧の招聘や、組織的な大陸への留学支援が行われ、彼らの交流を通して、日本国内に華道、茶道、書院造、水墨画、墨蹟などといった禅宗由来の文化が広がっていく。留学僧に権威付けを行うための印可として発行された肖像画や、ある意味事務的な文書が、芸術の一分野として独立。