東京辰巳国際水泳場

◎2018年5月27日日
 
 国際規格の競泳用プールを有する、オープンから20年以上が経過し、外観や内装のあちこちに老朽化の影響を確認。地下鉄の最寄り駅から無料のシャトルバスでアクセス、徒歩での来館の場合、入口の場所を見つけるのに一苦労。複数の曲線を取り入れた建築、曲線特有の柔らかさを用いて、コンクリートが大半を占める空間にスタイリッシュな効果を生み出そうと企図したのかもしれないが、そのために入口導線が分かりにくく、一言で言えば無駄に大きいだけ。巨大な外観とは対照的に中途半端な広さの館内、2020年東京オリンピックの競技会場としてスペック不足とされた理由も自ずと納得。
 近隣の海浜公園の目と鼻の先では、アクアティクスセンター(東京オリンピック水泳競技会場)の建設工事が進行中、辰巳国際水泳場の3倍以上の建設費。辰巳国際水泳場の年間維持費約7~8億円の大半は公費負担によるもの。オリンピック終了後には、この施設の維持費用を大きく上回るであろうアクアティクスセンターの維持費用が、新たに東京都民に賦課されることは間違いなさそうだ(建設費の返済に加えて)。