日本橋三井タワー

◎2018年5月26日土
 
 三井本館の隣に聳え立つ超高層ビル、人と街の調和を図った日本橋地区のランドマークと称する。実態はオフィスフロアと高級ホテルの複合施設。低層階の開放的な吹き抜け空間(アトリウム)は、三井本館の壮麗な内装、コリント式列柱や大理石が構築する重厚な威容を、可能な範囲で踏襲しようと試みる。天井に向けて竹が生え、竹の枝葉の先には青空の代わりに幾何学模様と言えなくもないステンドグラスの照明、やや取って付けたような印象。地階には飲食や雑貨の有名店が入居し、アトリウムでは時折コンサートイベントが行われているものの、基本は機能性を重視したビジネス用途の施設、日本橋のランドマークを自称するには敷居が高く、面白味に欠ける。