仙台国際センター

◎2018年3月14日水
 
 国際会議の開催地は、人口の集中する大都市又は研究機関の集積する都市が選好される傾向にあり、前者では、札幌、東京都心、横浜、名古屋、大阪など、後者では、つくば、吹田など。東北地方において、そういった条件を満たす場所は仙台のみ。仙台以外の福島、盛岡、山形などの地方都市では各々程度の差こそあれ国際会議の誘致に取り組むものの、長年に亘る工場誘致を中心とした地域活性化策の影響も相俟って、元々知(研究人材)の集積は低調。急造の会議場を整備しようとも、見向きもされないという有様。学会の日程や研究者の出張スケジュールは無駄なく過不足なく、周辺地域でのゆとりある観光娯楽など想定しておらず、MICEの経済波及効果は交通の要衝、高次都市機能の集積した狭い範囲に止まる。人口50万人未満の平凡な地方都市が、MICEの誘致活動を推進しようとも、大概の場合金と時間の無駄遣い。