富裕層が住む地域 神奈川県

◎2015年4月9日木曜日
 
 総務省統計局の「平成25年住宅・土地統計調査結果」に基づいて、神奈川県の世帯平均年収、年収1,000万円以上の世帯割合、年収300万円未満の世帯割合を試算する。試算結果については、以下の表のとおり。松田町や箱根町など公表データに掲載されていない一部の自治体については、試算を行っていない。また、一人暮らしの学生などの単身世帯は、試算にあたって母数から除外している。

・ 神奈川県において世帯平均年収が多い地域は、横浜市と川崎市の大部分の区域、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、葉山町、大磯町、二宮町、大井町、開成町など三浦半島と箱根山周辺を除く県のほぼ全域に広がっている。我が国において最も裕福な暮らしをしている住民は、東京都と神奈川県の住民である。
・ 横浜市において富裕層が多く住む地域は、みなとみらい21を擁する西区や中区ではなく、東急田園都市線沿線の青葉区や港北ニュータウンが立地する都筑区となっている。具体的には、青葉区では、美しが丘、あざみ野、青葉台、松風台など。都筑区では、荏田、中川(センター北)、茅ケ崎(センター南)など。横浜市役所などの行政機関や中華街などの観光資源が立地する中区では、山手町、千代崎町、本牧など。大型商業施設や横浜ランドマークタワーなどが立地する西区では、岡野、浅間台など。マリンレジャー施設などが立地する金沢区では、能見台など。新横浜都心を擁する港北区では、大倉山、日吉、菊名など。その他戸塚区の品濃町などの地区において、高級住宅街と言えるような住宅街の形成が見られる。
・ 川崎市において富裕層が多く住む地域は、海側(川崎区)を除く山の手側の地域に広がっている。具体的には、中原区の小杉町、今井南町など、宮前区の宮前平、小台、土橋、鷺沼など、麻生区の王禅寺、上麻生、万福寺(新百合ヶ丘)などの地区において、高級住宅街と言えるような住宅街の形成が見られる。
・ 横浜市と川崎市以外では、鎌倉市の鎌倉山、西鎌倉、由比ヶ浜、扇ヶ谷など、逗子市の披露山庭園(小坪)など、葉山町の一色などの地区において、高級住宅街と言えるような住宅街の形成が見られる。